師走の多忙さ…
年末も昔のような慌ただしさは薄れて来たようです。
国も企業の会計年度も年末ではなく、家庭経済も一年の区切りが大晦日ではなくなってきた為でしょうか。
年の瀬の長屋の慌てふためくおかしさや切なさ哀しさを展開する落語や俳句も狂歌も馴染みが薄くなり、とんと理解出来ない人が増えたようです。
でも現代では借金苦で追い回されて一年中大晦日の人も多いようです。
今年の師走はまさに師(先生)が走り回る大忙しの時期です。
12月の総選挙で選挙運動に地盤を駆けて、党の政策を訴え票の獲得に躍起です。
芸に生きる私達も政治に無縁ではありません。日本の優れた文化力を以て世界平和に貢献できるよう、私達は文化人として日本人として考え行動し、且つ日本の為に真に働く人を選びたいと思います。
12月は納めの月、区切りの月でもあるので、心身の煤を払って除夜の鐘を聞きつつ、気持ち良く新年を迎えたいものです。