新内協会鑑賞会 平成30年9月30日

梅経寒苦発清香 新内協会理事長 鶴賀若狭掾 新内の祖の初代鶴賀若狭掾生誕300年が過ぎ、新内の誕生から約260有余年が過ぎました。新内の作品は初代鶴賀若狭掾の明烏夢泡雪、らん蝶から始まって、二代目鶴賀鶴吉や新内の中興の祖である富士松櫓中の作品等が現代に伝わって語られています。 其々が長い年月を経て昇華淘汰されて素晴らしい古典となっております。 現代において新内の伝承継承を考察するに、現代に即した作~

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お弾き初め会 平成30年2月25日

一年の経つのは早いものですね。 お弾き初めの季節となりました。昨年の私は体調を崩して、体のメンテナンスに励む期間もありましたが、リサイタルや地方公演、スペイン公演、新作に取り組み、ラジオ録音と年齢を忘れるほど、精力的に活動させていただきました。 2月初頭に何十年かぶりにインフルエンザにかかりましたが、今年も様々な演奏活動を計画しております。 神楽坂の地域誌「かぐらむら」を皆さん、よく目にすることが~

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ご挨拶

本年も残す処あとひと月となりました。 今年も皆様には多大なご支援を賜り厚く御礼を申し上げます。 内憂外患の激しい一年でしたが、世が平和で健康に暮らすのが一番です。 昨年に初代鶴賀若狭掾の生誕300年記念演奏会を開催しましたが、実は今年が丁度 満300歳に当たります。 そこで今回のリサイタルも生誕300年記念と銘打つ事としました。 初代の代表曲の「蘭蝶」と、初代の息女で2代目家元鶴賀鶴吉作の「関取千~

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鶴賀若狭掾便り

本日はお暑い中、ご来場いただきまして誠にありがとうございます。 夏らしい夏を過ごす事も少ないままに、九月に入りました。 毎年2回弟子の発表会を開催しておりますが、今回は私の新作の発表、舞踊、並びに伊勢吉の端唄コーナーなど、色とりどりです。 長い時間ですが、最後までごゆるりとお楽しみください。 今年も演奏会は盛沢山です。 日本各地はもとより、スペインのマドリードで公演して参ります。 新内の伝承・継承~

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怒れる自然界

集中豪雨によって日本各地で洪水の被害にあい、多くの方々が罹災しています。 殊に九州地方では前の地震の災害に引き続き暑い中をご苦労なされています。 お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りし、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。 地震はともかく豪雨は日本のみならず、世界各地で大水害が起きています。 まさに地球温暖化の影響なのでしょう。 地球温暖化防止条約のパリ協定も、アメリカ、中国の二大大国~

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鶴賀若狭掾便り

春の柔らかな空気に心地よい日が続いております。 世の中は色々と騒々しいようですが、本日は江戸の粋と艶の世界にひと時お付き合いください。 新内を趣味に持つということは、かなりの芸好きであると思います。 新内は、最初に「蘭蝶」を習いますが、20分位の演目を覚えることはたやすいことではありません。 習得するペースは人それぞれですが、こうした発表会に出ることでかなり上達致します。 人前で芸を披露するという~

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ご挨拶

会主 鶴賀若狭掾 鶴賀流十一代目家元 新内浄瑠璃 重要無形文化財保持者(人間国宝) 新内の元祖たる初代鶴賀若狭掾が生誕して本年は数え年の300歳に当たります。 初代の節目のお祝いの会を開催出来ます事は、11代目の私にとりまして誠に幸運であり、此の上なく光栄な出会いの一期であると感激をしております。 新内が初代以来、多くの後継者を経て発展を遂げ、伝統音楽として脈々と現在に受け継がれています。 創始者~

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新作新内への取組み

新内協会理事長  鶴賀若狭掾 日本の伝統文化芸術が失われつつあるのは悲しくも周知の事実です。伝統芸能音楽もその中の一つでもあり、消滅の危機が叫ばれて久しいようです。それ程案ずる事はないと楽観視する方も中にはいますが、私は心配性なのかその危惧を訴えている一人であります。 その理由は兎も角として、新内の発展伝承の打開策を考えなくてはなりません。その一つとして新曲を創作することも大事と考えております。古~

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新内ゆかた会2016

オリンピック・パラリンピックに心躍る夏でしたね。日本人の活躍に励まされました。 夏の香残る9月。お暑い中、ご来場ありがとうございます。 11月20日の「初代鶴賀若狭掾生誕300年祭」という大きな会の直前ですが、お弟子さん方の日頃の研鑽を発表致したく、恒例の浴衣会を開催致しました。 初舞台からベテランまで一生懸命演奏させていただきます。今回、「酔月冗話」という私の新作も初お披露目致します。 最後まで~

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日本の夏の音

ブラジルのリオデジャネイロで夏季オリンピックが開催されて日本選手の活躍に一喜一憂し、暑い最中に熱くなって応援してます。 ブラジルは南半球ですので現在の気候は冬季ですから、それほど暑くはないのかもしれません。然し治安の悪さが懸念されていますから、選手も応援に出掛ける人も命がけでの遠征です。 猛暑の日本、夏のバカンスを海山に涼を求めて出掛けたいものです。 日本の夏には夏の音があります。 それぞれがどう~

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桜梅桃李(おうばいとうり)

新内協会理事長  鶴賀若狭掾 春風駘蕩の好季節となりました。山川草木は春の装いを寒い冬から心浮く春へと移ろいます。 木々も梅から咲き初め、桃から李、桜と順に美しい花を咲かせます。 【桜梅桃李】という言葉があります。 各々がそれぞれの特性を生かして見事な花を咲かせると云う事です。 他人と自分とを比較するのではなく、他にはない自分だけが持つ、豊かな個性を伸ばして開花させる。 人生も芸も同じ事が言えます~

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新作新内への取組み

日本の伝統文化芸術が失われつつあるのは悲しくも周知の事実です。 伝統芸能音楽もその中の一つでもあり、消滅の危機が叫ばれて久しいようです。 それ程案ずる事はないと楽観視する方も中にはいますが、私は心配性なのかその危惧を訴えている一人であります。 その理由は兎も角として、新内の発展伝承の打開策を考えなくてはなりません。 その一つとして新曲を創作することも大事と考えております。 古典をベースとした曲調に~

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ご挨拶 – 新内の会

会主  鶴賀若狭掾 暖かい霜月でしたが、皆様にはご健勝にて師走をお迎えの事と存じます。 日頃は多大なご支援を賜りまして誠に有難うございます。 本年も多くの事件や甚大な被害をもたらした災害等が多発し、厳しい一年でありました。 文化芸術は太平の世の中にこそ発展があります。 また文化芸術が果たす役割と価値は大きくそして重要な存在意義をもちます。 年年歳歳、伝統芸能も少子高齢化が進みます。私も高齢者の仲間~

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生涯修行の道

新内協会理事長  鶴賀若狭掾 【楽あれば苦あり】【楽は苦の種 苦は楽の種】と申します。苦労を厭わず我慢し努力を続けるならばそれがいつの日か楽しい事が必ずや訪れる。 楽しみばかりを追い求め、苦労もせず努力を怠りなまけてばかりに過ごせば、いずれ必ず苦しめに会う。 楽と苦の原因と結果は因果関係にあり、顕著にその結末が出てくる。 芸道は何事に依らず若いうちに苦労し努力して技術を磨き、知識を蓄え教養を身に付~

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師走を迎えて

本年は昭和90年、戦後70年等多くの節目の年でした。 そして世界中で災害、事故、事件が多発しました。快適な生活を追い求める社会の流れとは反して起きる悲惨な現状です。そして人間の際限のない欲望が地球を破壊するようです。 今年もあと1ヶ月で暮れて行きます。芸道を志す私達は芸の修行、鍛練に怠りはなくとも、社会人の一員として次世代を、未来を見据えて役目を果たして行きたいものです。 一年の総決算の節目を迎え~

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落語と私、私と落語

私が初めて落語を聴いたのは小学校5年生の時、ラジオ放送で古今亭志ん生師の「鮑のし」であった。 はっきり記憶しているのは、あまり面白かったので母に内容を聴かせた。 すると母はお父さんにも聴かせてあげてと言われた。帰宅した父(初代鶴賀伊勢太夫)に得意になって話した。 面白いねと父も喜んだ。 私は父母がこの噺を知らないと思っていたのであるが、後で父は中学の頃から寄席に通った程の落語通と聞いた。 やはりD~

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鶴賀若狭掾便り – 新内浴衣会2015

本日はご来場いただきまして誠にありがとうございます。 猛暑の日々でしたが、夏バテせず何とか乗り切りました。 昨年を振り返りますと、海外はパリ公演、国内に於いては国立劇場での新名取披露公演、小林幸子さんとの共演等大きなイベントが続きました。 個人的な喜びとしては娘・孫3人と打ち揃って初共演でき、感慨ひとしおでした。 本日の浴衣会では落語を元にした楽しい新作を発表・初上演致します。 八王子車人形との共~

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暑中稽古 寒稽古

新内協会理事長 鶴賀 若狭掾 梅雨明けしてから猛暑が日本列島を覆います。 昔は寒稽古、暑中稽古が在りましたようです。 エアコンの無い時分ですからさぞや身体に堪えた稽古であったと想像が付きますが、そういった厳しい稽古をしてこそ芸が身に付き優れた芸人に育っていきます。 緩やかにのんびりと適当にやるのは稽古ではなくただの遊びごと。素人の方も商売人も己に厳しく高い目標を持ち、師匠や先達の教えに随い稽古に励~

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フランス新内公演紀行(3)

第3回 ワインの街ボルドー 新内に酔う 新内協会理事長・新内節人間国宝 鶴賀若狭掾 あまり変化のない田園風景の中、快適な車中でボルドーへ到着。 ホテルは駅の近くで便利は良いが、部屋も設備も従業員もパリと同じ程度のホテルでもう慣れた。ボルドー市には路面電車が市内を走っているので、移動にタクシーを使わずに便利である。 世界に名高いワインの街であるボルドーは、大西洋からガロンヌ川を100キロ程上流の河畔~

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フランス新内公演紀行(2)

第2回 パリの空の下 新内が流れる 新内協会理事長・新内節人間国宝 鶴賀若狭掾 6月の下見とは違いかなりの寒さを予想して重装備で乗り込む。 今度は中型バスの出迎えで何の心配もなく市内に到着する。 新内3名、日舞1名、八王子車人形2名、照明1名。随行1名の8名は、そのままパリ日本文化会館へ直行した。 随行のステファニー(伊勢笑)は下見にも同行したが、私の海外公演には度々一緒に行って、通訳やら舞台スタ~

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フランス新内公演紀行(1)

第1回 パリの空の下 新内が流れる 新内協会理事長・新内節人間国宝 鶴賀若狭掾 日本文化会館の方々と共に[/caption]10年振りにパリヘ行ったのが昨年の6月であった。11月に催す公演の下見と打ち合わせを兼ねて、私と花柳さんと弟子のステファニーの3人で出掛けたのである。 パリ市街は東京と違って新しい高層ビルが建てられないのか、以前と余り変わっていないと思う。 会場予定のパリ日本文化会館へ行き、~

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会の発足にあたって

文化庁文化交流使の会代表 鶴賀若狭掾 文化庁事業の文化交流使に指名されて、世界各地に赴き、夫々の使命を果たして来た交流使。 その卒業生達が幾度か集い、盃を重ねるうちに多岐に亘るジャンルのスペシャリストが、1年度だけの交流使で散るのは勿体ないのではとの風が吹いて来た。 交流使時に経験した滞在先や仕事先、ワークショップ等の諸問題に直面して、苦労して培った体験やノウハウを後の方々に活かすべきではとの思い~

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新内の担い手の自覚

新内協会理事長 鶴賀若狭掾 今年は例年になく春の寒さが長く続きましたが、漸く桜前線が北上して日本列島を華やかに彩り初めました。 数年前までは北国へ出掛けますと、地元の人達から「昔は沢山雪が降り、軒先まで積もったものだが、近頃は温暖化なのかめっきり雪が少ない」という事を聞いたものです。 然し近年はどこも大雪で苦労しているようです。自然界は常に一定ではなく周期的に変化するものです。 脈々と続く古典芸能~

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節目の年に復活

新内協会理事長  鶴賀若狭掾 今年は昭和90年であり、戦後70年の節目であります。 あの敗戦を機に日本の世の中は大きく変化を遂げました。生活は快適になり、この先何処まで際限なく欲を追及するのでしょうか。 然しどこまで文明が発達しても、文化を失っては人は生きてはいけません。 文化力の持つ大いなるパワーをもっと見直すべきでしょう。 この節目の年に当たり、新内協会は暫く途絶えていました「新内鑑賞会」を復~

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ご挨拶

鶴賀若狭掾 重要無形文化財保持者(人間国宝) 十一世鶴賀流家元 新内協会理事長 日本ほど自国の芸能、とりわけ伝統音楽を大事に扱わない国は世界に例を見ません。 情けない悲しい事ではありませんか。そして恥ずかしい事なのです。 私は世界40か国以上出掛けて演奏をして来ましたが、いずれの国でも日本の歴史、伝統に対して尊敬と憧憬の念を持っているのです。 我が国はどうして伝統音楽を軽視するようになったのでしょ~

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古典の継承 現代の意欲 未来への遺産

新年明けましておめでとうございます。 師走の慌ただしい中の総選挙も与党の大勝の結果となり、年末の忘年会やクリスマスも賑やかな音楽を交えて過ごし、一年を振り返りつつ、心健やかにそして清々しく、そしてご健勝にてお正月をお迎えの事と、お慶び申し上げます。 ここに新しい年に新しい会の幕明けです。 明日を担い、次代に古典を繋ぐ若い演奏家が、各自の責任と使命を自覚して、能力を結集し、新企画を以て夢膨らませ、希~

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師走の多忙さ…

年末も昔のような慌ただしさは薄れて来たようです。 国も企業の会計年度も年末ではなく、家庭経済も一年の区切りが大晦日ではなくなってきた為でしょうか。 年の瀬の長屋の慌てふためくおかしさや切なさ哀しさを展開する落語や俳句も狂歌も馴染みが薄くなり、とんと理解出来ない人が増えたようです。 でも現代では借金苦で追い回されて一年中大晦日の人も多いようです。 今年の師走はまさに師(先生)が走り回る大忙しの時期で~

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会主ご挨拶 – 2014年10月26日

鶴賀流十一代目家元 鶴賀若狭掾 錦織りなす紅葉が山を覆う行楽の好季節となりました。 皆様にはご清栄にてお過ごしのこととお慶び申し上げます。 平素はご支援お引き立て賜りまして誠に有り難う存じます。 本日はご多忙の処、ご来駕賜りまして厚く御礼を申し上げます。 新名取ご披露を兼ねました五年振りの演奏会の開催でございます。 この度は私のお弟子から四名、鶴賀伊勢一郎が一名、鶴賀伊勢吉が六名の名取を誕生させま~

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音楽は振動のエネルギー

新内協会理事長 鶴賀 若狭掾 音楽は聴くものですから、耳に依って伝わり、五感に響いて聴く人の心に届く。 如何なる音曲も耳を通して体内に入るのでありますが、これは音として聴き、メロディーとして心の感性に伝わります。また音は振動の伝達でありますから、耳からだけで伝わるのではないようです。心地よい振動のエネルギーが、聴き手の五臓六腑や血液や細胞全体で音楽を受けているのでしょう。 音を楽しむと書いて音楽で~

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豊かな水の日本

新内協会理事長 鶴賀 若狭掾 日本列島は春の菜種梅雨から6月の梅雨時期と夏の台風、秋雨前線に冬の雪と、まるで水責めに合うが如くではあります。 然しこの豊富な水が日本人の心を培ったと言えます。 水害に合われた方々には誠にお気の毒に存じますが、日本の地理的条件と自然条件が国民性を育み、この自然が素晴らしい文化芸術と技術を生んだのです。 空気と水が全ての源であり、国も人も美しく優しく豊かな精神性を与えて~

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「時分の花」と「真の花」

新内協会理事長 鶴賀 若狭掾 4年に一度のスポーツの祭典であるオリンピックも華やかな中に幕を閉じました。 オリンピックは参加する事に意義があると言われるが、近頃はメダルを取る事に意義があるように変わって来たと感じます。 選手の育成に国が金をかけてメダルの奪取に威信をかける。オリンピックもアマチュアリズムから逸脱して来た様相を呈してきたが、それでも若者アスリートの純粋崇高なスポーツ祭りであるから楽し~

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鶴賀若狭掾便り

鶴賀若狭掾お弾き初め会 2014年3月1日 本日はご来場いただきましてありがとうござにいます。 あの大雪には参りましたね。わたしも何年かぶりに雪かきに精を出しました。 今年は5年ぶりに国立劇場で名取披露の演参会を餃します。新名取さんは6-7名になるかと思います。 新内節は浄瑠璃ですから、一演目か非常に長くお稽古も根気か要リますか皆よく励みました。 5月には名取式かあります。名取式は流儀の名前免状を~

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拍子木の打ち手を募集

十一月の三の酉の市も終わり師走に入りまして心忙しくなって参りました。 今年は水害の多い年でしたが、これは異常気象が原因であり、自然災害ではなく人災でしょう。地球は住み難く成ってきています。 皆様にはどのような今年でしたか。年の瀬を迎えて恙ない本年を過ごしたいと願っております。 新内の演奏会には必ず柝(拍子木)を打っておりました新内梅八太夫さんが、今年の夏に亡くなりました。重要な役割で貴重な存在でし~

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鶴賀若狭掾便り

本日はご来場いただきましてありがとうございます。 酷暑でしたね。皆さん夏バテは大丈夫でしたか? 私はなんとか乗り切り元気に新内道に励んでいます。 今年は海外公演がなく、じっくり新作を2~3創作しました。 9月からは少々忙しく、吟詠の会の出演や毎年恒例の石川県白山市公演等々あります。 来年の10月26日には久々に国立劇場で大浚いの会を開催する予定です。 新名取も5~6名披露できるかと存じます。 ごゆ~

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入梅と紫陽花と七夕

新内協会理事長 鶴賀 若狭掾 一年の中間時期である今頃は、梅雨と紫陽花の季節です。鬱陶しいとかジメジメして厭だなどといってはいけません。此の梅雨は誠に有り難い、日本を潤す慈雨です。この後に来る猛暑の夏を控えて、水田に水を溜めて稲作が可能となり、日本の主食たる米が獲れるし、生活に欠かせない貴重な水資源です。 秋の台風と冬の雪も豊かな国土を作り、日本の心を育てます。この気候風土と地理的条件とを合わせて~

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ポーランドとラトビア公演記 – 2012年

昨年の東北大震災直後に行ったポーランド公演は、昨年に本誌にその紀行文を掲載したが、その時の公演が縁で今年の7月に招聘された。 クラクフ市から南へ約120キロ程にあるスターリ・ソンチと言う小さな古いそして静かな町がある。 この町でアーリー音楽祭が開催される。1年前に始まったこの音楽祭の企画は「音楽の対比―ヨーロッパとアジア」と題して、アジアの文化と習慣を紹介するコンサートである。昨年の第一回は中国と~

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ご挨拶

目まぐるしい世相を余所に今年も7月はポーランドとラトビアへ11月はシンガポールとの3ヶ国に出かけました。 二度とも国の要請ではなく現地からのオファーでしたから、出発までの準備が今までになく骨が折れました。特にポーランドとは英語での交渉でしたので苦労しましたが、公演は国々で楽しく有意義な出会いが多く、文化交流の役目を果たして来ました。 この公演での主演目である「道成寺」を今回は凱旋公演致します。新内~

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新内合同研修演奏会 ご挨拶

ご挨拶 本年も早や残すところ1ヶ月となりました。 今年も国の内外で多くの事件や事故が多発しました。 悲惨、残酷で暗い出来事の中で一つの明るいニュースは、京都大学の山中仲弥教授のiPS細胞の開発でしょう。 生命科学の常識を覆し、あらゆる細胞や臓器となるとされるiPS細胞は、難病に苦しむ方々の朗報であり、医療革命をもたらすといわれます。 神の領域に入ったような人間の英知かも知れません。 山中教授は50~

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新内の始祖、「初代 鶴賀若狭掾」の記念碑

新内節の祖である初代鶴賀若狭掾は1716年に現在の福井県敦賀市で生まれた。 若い頃に江戸へ下り芝の高輪に住む。 宮古路豊後掾の門人であった富士松薩摩の門下となり富士松敦賀と名乗っていた。その後師と決別し朝日敦賀太夫と名乗りっていたが、朝日の苗字は公より禁止された為に出生の地の名を取って、1751年に鶴賀若狭掾と改名し鶴賀節の祖となる。 「明烏夢泡雪」「若木仇名草(らん蝶)」「伊太八」等を多数作曲し~

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鶴賀若狭掾一門浴衣発売!!

今年は久しぶりに一門のお揃いの浴衣を作りました。 紺地の新内らしい粋な浴衣です。 この機に是非皆様にもお召しいただきたいと存じます。 9月2日(日)には浴衣会もあります。(別途報告) その時にご一緒に着ましょう! ★一反 15,000円(送料込) (お仕立てご希望の方はご紹介します) お申込み tsuruga11@nifty.com jiro-changenki@i.softbank.jp 電話・~

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小林幸子(歌手)× 鶴賀若狭掾

最近TV取材が続きます。 今回は演歌界のスター小林幸子さんとの対談です。 各界で活躍する著名人が、一度会ってみたい人を指名しフリートークをするといった番組で大人が満足できる実り多いトーク番組です。こちらはBS放送です。神楽坂の私の稽古場で収録致しました。 是非ご覧ください。 BS12 TwellV [トーク・ロック」 5月27日(日)18時~18時30分 第10回 小林幸子(歌手)× 鶴賀若狭掾(~

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鶴賀若狭掾 インターネットテレビに出演

フジTV系のインターネットテレビに鶴賀若狭掾が出演しています。 「大杉 漣の連写でGO」 神楽坂編 ④ http://misanga.fujitv.co.jp/episode/479 俳優の大杉 漣さんが神楽坂を散策する中で若狭掾の稽古場を訪ねて新内についておしゃべりする風景が紹介されています。 どうぞご覧ください。

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伝承芸の真摯な取り組み

新内若手伝承考育成研修発表会ご挨拶 新内協会理事長 鶴賀若狭禄 日本伝統音楽の後継者不足により継承の危機が、各ジャンルを超えて叫ばれてから久しい。芸の種類によって事情や継承危機の内容が若干異なるが、先行きの心元なさは大同小異であり、各々頭を悩ませている現状であろうと思われる。その悩ましい問題を各流派が其々の方策や試行を重ね、各団体が一丸となり或るいは個人が危機感を抱いて精力的に活動している人もいる~

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鶴賀若狭橡通信

今年の冬は普寒かった時代を思い出させるような寒さですね。 昨年はバルト3国へ車人形と遠征致しました。ラトビア・エストニア・リトアニアと日本人には中々イメージできない馴染みのない国々ですが、治安安全・旧市街の美しさ、人々は文化的なものへの理解が深く、優しく、シャイで思いがけず日本人と相性の良い素晴らしい国々でした。 今年もいくつか海外公演のオファがきており、またの機会にご報告します。

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鶴賀若狭掾通信

毎日お寒い日が続いておりますが年初は如何お過ごしですか 世界が激変の中どのような世の中になるのか予想もつきません 難問山積のうちに私は新内道に活動を始めました 久し振りに私がNHKTVに出演を致します 昨日十二日に収録が済み、漸く私に正月が来ました 「らん蝶」と「明烏夢泡雪」の2曲のさわりを語ります お時間がございましたらご笑覧下さい ~~~~~~ ◆ 一月二十七日(金)午後十時十五分~五十八分 ~

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ご挨拶 – 12月18日 リサイタル

鶴賀流十一代目家元 新内節人間国宝 鶴賀若狭橡 日本国大受難の今年も残す処あと二週間となりました。私は其の国難の中を国内外で新内演奏活動して廻りました。 三月の東北大震災直後の困難な中をポーランド、十月にはバルト3国(エストニア・ラトビア・リトアニア)へ外務省の要請で海外公演に出かけました。ポーランドでは「蘭蝶」と日本舞踊二題と、本日の演目の「蜘蛛の糸」を上演しました。 またクラクフでは会場の皆様~

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天災人災の年 – 12月4日 新内協会演奏会

残すところあとーカ月の本年、新内を愛好賜る皆様には多大なご支援を頂き誠に有り難う存じます。 今年は大変な一年でした。芸一筋の私達の生活も世の中の動向情勢に左右されます。 今年ほど日本が災害に見舞われそして甚大な被害を被った年は戦後初めてであります。 今更言うまでもなく東日本を襲った大地震と津波は、多くの犠牲者と計り知れない被害の残酷な傷痕を残したのでした。 その後に大雨による水害でまたまた人命、家~

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東日本大震災チャリティ公演に思う 

新内協会理事長 鶴賀若狭掾 此の度の東日本大震災で亡くなられた方及び行方不明の方々に衷心より哀悼の意を表します。 また被災された多くの皆様に心よりお見舞い申し上げます。 三月十一日午後、地震・津波・原発事故が重なり未曾有の災害が起きました。国難の幕明きです。 天災は忘れた頃に来るとは云うものの、ある程度は予想されていたのですが、余りにも大き過ぎて人知の想定を遥かに超えたのです。自然界は小さな人間の~

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アウシュビッツのガイドさん – 鶴賀 伊勢次郎

初めての方の為に自己紹介を少々。 このHPの主である鶴賀 若狭掾の弟子であり、新内演奏家です。 師匠が4回にわたってポーランド公演とこの度の大災害について述べていましたが、私もポーランドへ同行させていただきました。強烈に胸に刻み込まれた忘れられない旅になりましたねぇ。 ということで、まずはアウシュビッツ。 この残虐非道な歴史について、通り一遍の知識しか持ち合わせていなかったのだが、師匠が必ず行くと~

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日本の大災害とポーランド公演記(4)

帰国して時差ボケも取れた今、真剣に如何に被災者の為に出来るか、どのような行動をすべきかを考えています。 文化庁も芸団協も救援支援の呼び掛けを精力的に行っています。私も積極的に参加する意を表明しています。 お亡くなりになられた方々に衷心より哀悼の意を表し、そして1日も早く被災地の復興を支援し、被災された多くの方々の救援と慰安に、各ジャンル芸術家とも連携を共にして行動にうつしたいと考えています。 世界~

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日本の大災害とポーランド公演記(3)

その会場にはマンガ館々長達の発案で日本の大災害支援の為の募金箱が設置されたのでした。そして集まった義援金が日本円で約30万円以上でした。入場者の殆どが学生や若者達で、その乏しいお財布から頂いた尊い義援金です。何と温かいお志でしょうか。胸が熱くなりました。 アンコール曲を演奏後、観客に向かい日本語ですが日本国を代表しての気持ちで御礼の言葉を述べました。そして必ずやこの貴重な支援金を生かすべき被災地な~

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日本の大災害とポーランド公演記(2)

クラクフはワルシャワから約300キロ南へ行ったところで日本の京都のような古都です。 ホテルへ入ってからすぐ車で強制収容所のアウシュビッツへ出かけました。 今回の訪問でどうしても見学をしたいとお願いをしていた場所です。今に残る大量虐殺の行われたアウシュビッツ強制収容所の建物。何の罪もないユダヤ人やポーランド人達が捕えられ連行されてガス室へ送られ殺された20世紀最悪の悲劇の場所。箱詰めされ何も判らず知~

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日本の大災害とポーランド公演記(1)

悲しみは突然にやって来ます。 天災は忘れた頃にやって来る。いや日本人は忘れてはいません。 日本は災害の国です。毎年毎年、地震台風水害が各地で起きてます。 然し今回の天災は余りにも大き過ぎて想定外であり、人間の予想をはるかに超えたのです。 自然の壮大な力は人間の想像や頭脳の限界を遥かに超えたのです。 過去に体験した如何なるデータも人間が考え得る憶測でしかありません。 自然の恵みも怒りも神の領域であり~

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ポーランド公演に行きます

ショパン生誕200年を記念してコンクールや音楽イベントが多く開催されており、在ポーランドの日本大使館より招待のお誘いを受け、日本の伝統音楽を紹介するまたとない機会を得ました。 公演内容は鶴賀 若狭掾が昨年創作した芥川龍之介の「蜘蛛の糸」 新内を軸として和楽器と舞踊から構成された音楽劇。 さらには、新内の代表曲の「蘭蝶」を素浄瑠璃で。 舞踊の演目として地歌の「ゆき」これは鶴賀若狭掾が歌います。(新内~

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鶴賀若狭掾日記

昨日は母の日。父の日のイメージよりほのぼのとして暖かい感じがするな。誰にでも母はいる、誰にでも母はいました。私にも素晴らしい母がいました。生まれてから一度も離れたことはなく、ずっと一緒に生活してきた母でしたが、その母が79歳で急死した。前の日まで元気でいたのに朝になったら冷たくなっていました。余りにも突然でした。そのとき私は仕事で留守していたのでした・・・。芸人は親の死に目に会えない・・・ト母の最~

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