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パートIII 新内鑑賞会 令和4年2月26日

ご挨拶
新内協会理事長 鶴賀若狭掾

今冬は例年に増して寒さ厳しく、雪国は豪雪に見舞われました。気象状況は毎年例年の如くにはいきません。天気予報も甚だ難しいようです。
その中、冬季オリンピック・パラリンピックがお隣の中国で開催の本年。昨年の東京開催のオリ・パラ同様に全世界が新コロナ感染拡大中での開催でアスリート諸氏には申し訳ないですが、今いち盛り上がりに欠けるような気がします。また厳戒態勢の開催地は異様な雰囲気で、まるで戦時下での競技熱戦でもあるようです。
選手はこの日の為に血の滲むような努力と汗と涙を流し、激しい錬磨に耐えて試合に臨む。アスリートは競技会の大小を問わず、そこにパフォーマンスをする場があってこそ修行続けます。我々芸に生きる人々も発表する場を得てこそ稽古に励みます。
コロナ禍の世の中で厳しい制約を強いられての二年はコロナストレスに犯され心身共に疲弊します。然しどのような時を迎えても日々の稽古は怠る事はありません。
本日の演奏会は演奏する人もご来場のお客様もこの非常時にも似た現在の状況で開催出来ますことを感謝し、楽しく嬉しいこの貴重な出会いを歓び合いたいと思います。
冬来りなば春遠からじ。今を大事にして明るい明日を待ちましょう。

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