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新内合同研修演奏会 ご挨拶

ご挨拶
本年も早や残すところ1ヶ月となりました。
今年も国の内外で多くの事件や事故が多発しました。
悲惨、残酷で暗い出来事の中で一つの明るいニュースは、京都大学の山中仲弥教授のiPS細胞の開発でしょう。
生命科学の常識を覆し、あらゆる細胞や臓器となるとされるiPS細胞は、難病に苦しむ方々の朗報であり、医療革命をもたらすといわれます。
神の領域に入ったような人間の英知かも知れません。
山中教授は50歳の若さでノーベル賞の受賞、そして文化勲章も受章したのです。
理由も判然としない不透明なるお上からの受賞もある中で、誠に健やかで爽やかなる受賞であると感じる人が多いようで、私達にも嬉しい快挙です。
出来る事なら声帯もiPS細胞で若返りたいが、芸も若くなってしまっては・・・。
日本の歴史も文化も芸術も技術もそして国民性も、世界に訪れるものであります。
我らが新内もそのーつでありますから、自信と誇りと責任を持って継承伝承して、稽古に励んで邁進したいと存じます。
残り少ない本年もどうぞご健勝にてお過ごし頂き住い新年をお迎え下さい。

新内協会理事長 鶴賀 若狭禄

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